アジアにおけるIR本格化傾向

IR 統合型リゾート

 

カジノを中心とした統合型リゾート『IR』における、アジアの状況とは?

 

IR先駆者といえば、ラスベガス。
しかし、ラスベガスを含むアメリカ市場はすでに飽和状態。

 

 

マカオとASEAN(シンガポールを含む)は経済成長と開発が進み、中長期的には高成長を維持している。

 

東アジアでは、マカオを除き本格的なIRは存在しない。
2013年に入り、日本や韓国、台湾などでIR開発の動きが本格化する見通し。

 

 

アジア各国が、日本のIR法制化と開発動向に注目している。

 

 

アメリカ市場は現在、900以上の施設がある。
商業施設はラスベガスを中心とした滞在型のIR、日帰り型の地域型に大別されるが、それぞれ前述したように市場は飽和状態で、それぞれ過当競争、収益力の低下が顕著になっている。

 

それとは逆に成長著しいマカオは、中国の経済成長に支えられ、政府コントロールの下、計画的に設備投資が行われている。
現在マカオでは6事業者、35施設が稼働しており、特にコタイ地区の開発が著しく、ゲーミング市場は年10%以上の成長が見込まれている。

 

 

一方、シンガポールでは、『マリーナ・ベイ・サンズ』、『リゾート・ワールド・セントーサ』の2施設が大成功を収め、現在近隣国が同様の開発を進めている。

 

 

2013年から2016年にかけて、フィリピンの『エンターテインメント・シティ・マニラ』の大規模IR4施設が開業予定。
現在アジアで6位のカジノゲーミング市場のフィリピンがさらなる市場規模拡大を狙っている。

 

東アジアでは、韓国が先行しているが、小規模なホテル併設型が主体で、本格的なIR施設は現時点では無いが、2016年仁川空港近隣に、発のIR建設計画を進行中。 
今後日本や台湾とのIR開発競争が、東アジアのカジノゲーミング市場を牽引することは間違いないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 


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