ラオスに作られた中国人のためのカジノ街がゴーストタウンに
国内でカジノが許されていない中国人のために、中国の隣の国ラオスに建設されたカジノの街、通称「ボーテン・ゴールデン・シティ」と呼ばれた場所が閉鎖され、今はゴーストタウンとなっています。
ラオス政府の希望でスタートした経済特区に建設が始まったのは2004年11月でしたが、
実質は中国資本に丸投げ状態で約2億ドル投資して建設されました。
大小含む10以上の宿泊施設、カジノが建ち並ぶゴールデンシティが完成しましたが、
またたく間に治安が悪化し、犯罪が頻発する街へと変貌しました。
カジノで遊んでいるのはほとんどが中国人であり、
メインのカジノ場では中国人の娼婦が名刺を配っていたといいます。
そして気にいった女性がいれば、2階のホテルに行くというシステムになっていたそうです。
3階にはVIPルームがあってその部屋ではアヘンなどの麻薬が使われていて治安はかなり悪かったと予想できます。
他にもカジノ賭博により身ぐるみを剥がされる者が続出し、
殺人事件なども起こり始めたことから政府がとうとう2010年にカジノを閉鎖しました。