大阪カジノ誘致をめぐり、松井知事と井戸知事の意見が衝突

大阪カジノ誘致をめぐり、松井知事と井戸知事の意見が衝突

 

今年1月24日に大阪市の大阪国際会議場で行われた関西広域連合(連合長・井戸敏三兵庫県知事)と経済界の意見交換会で、大阪のカジノリゾート計画について話し合いをしました。

 

 

会合には広域連合の参加自治体の首長らと関西経済連合会、関西経済同友会、大阪・京都・神戸・堺の各商工会議所の幹部らが出席し、関西イノベーション国際戦略総合特区や首都機能バックアップなど、関西の課題について意見交換が行われました。

 

 

カジノ誘致をめぐり、賛成派と反対派に分かれて論争する場面もありました。
以前より、大阪舞洲にカジノを含めた「関西統合型リゾート」IR計画を提案していた関西経済同友会は、資料とともに誘致を申し入れましたが、関西広域連合は「カジノについては取り組まない」と反対する意見を述べました。

 

 

それに対し、推進派である松井一郎大阪府知事はたとえ関西広域連合が取り組まなくても大阪府としてはどうしても計画を進めたい旨を伝え、「応援して頂ければ」と遠慮がちに協力を求めました。

 

 

しかし、井戸知事は考えを変えず「応援はしない。いずれにしても、カジノを使ったような振興はしたくないし、しません。」と強い反対の姿勢を見せました。

 

 

和歌山県知事仁坂吉伸氏が賛成意見を述べましたが、他の首長は賛否をはっきりとはしませんでした。


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