森田健作氏が描く「千葉カジノ構想」

千葉県カジノ誘致

 

2月28日告示、3月17日投開票の次期県知事選に出馬、再選を目指している森田健作千葉県知事が、なんとしてでも達成したい目標が「千葉カジノ構想」です。

 

 

国内でカジノを解禁させ、千葉県へカジノを含めた統合リゾートを誘致する計画です。

 

千葉県など関連する自治体と経済団体で構成する「グレード・アップ『ナリタ』活用戦略会議」が三菱総研に調査を依頼し、その結果カジノを中心とした統合リゾート計画では、建設費や観光客の消費により、5年で1兆円超の経済波及効果が期待できると予想しました。

 

 

 

統合リゾートの誘致場所としては二つの案が出されています。

 

一つは成田空港隣接地に建設する案で、航空法による建物の高さ制限を受けることから小・中規模の施設が想定されています。

 

国際空港の近くということからアジアの富豪層を狙った計画と言えるでしょう。施設の延べ床面積は30万平方メートルで、建設費は2000億円、来場者数は国内から173万人、海外から137万人、5年間の経済波及効果は1兆1175億円が見込まれてます。

 

 

 

一方、成田空港から約10キロメートル離れた場所に誘致するというもう一つの案では、海外のカジノ並みの高層ビルが建てられるという利点があり、ショッピングモールや娯楽施設などの複合施設の建設が予定されるでしょう。

 

施設の延べ床面積は50万平方メートルで、建設費は3600億円、来場者数は国内から243万人、海外から130万人、5年間の経済波及効果は1兆4596億円が見込まれています。


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