カジノ市場が熱いアジア諸国
急成長を続け注目を浴びているのがアジア諸国のカジノ市場です。
日本から一番近いカジノができる国、韓国にはホテルと一体型になった観光客をターゲットにしたカジノ施設も建設されていて、日本人から根強い人気を誇っています。
また世界遺産が有名なマカオでも巨大カジノ市場が開設されています。
2007年にはカジノによる収益はカジノメッカのラスベガスを抜いて、今なおカジノ施設の建設が次々と計画されています。
支援する企業の中には、アメリカやヨーロッパ資本の施設も多く、これからも発展していくであろうアジアのカジノ市場に全世界が注目しています。
そして、現在最も注目を集めているのはシンガポールです。
ラスベガスサンズ社がチャンギ国際空港から約10分という好立地を利用した複合カジノ施設「マリーナ・ベイ・サンズ」を2010年にオープンさせました。
またシンガポールのセントーサ島に開設された「リゾーツ・ワールド・アット・セントーサ(RWS)」も話題となっています。
RWSはマレーシア資本であるゲンティン社が手掛けた大規模なリゾート地であり、施設の中にはユニバーサルスタジオシンガポールやマリンミュージアム、マリンライフパークなどが設置されています。
このカジノリゾートは全施設稼働時の年間集客数の予想が1300万人といわれており、リーマンショックの煽りを受け不況の中国などを中心に高い集客力が期待されています。