ソーシャルゲーム最大大手・米ジンガ、オンラインカジノ参入に苦戦

ソーシャルゲーム最大大手・米ジンガ、オンラインカジノ参入に苦戦

 

英調査会社H2ゲーミング・キャピタルの推測によると、アメリカのネット賭博市場は2017年までに年間74億ドル(日本円約7000億円)規模に拡大すると予想されています。

 

 

ソーシャルゲームの最大企業である米ジンガは、インターネットを使った賭博であるオンラインカジノへの参入を狙っています。
アメリカでオンライン賭博を法律で許可しているのは、ニュージャージー州、ネバダ州、デラウェア州であり居住者が居住州で行うことが許されています。

 

 

ギャンブル関連を専門分野としている弁護士のグレッグ・ジェミニャー氏によれば、ネバダ州では2月下旬に実際の施設を構えている事業者にのみオンラインポーカーだけを許可していると話しています。

 

 

同じ頃、成立したニュージャージー州の法律では、すでにあるカジノ業者は全ての賭博を提供できますが、同じ州のアトランティックシティーに施設があることが条件とされています。

 

 

これは、ニュージャージー州のクリスティ知事がアトランティックシティーからカジノ客が離れることを防ぐために設定したものです。
このようにアメリカのカジノが行われている州では既存の運営会社を優遇していて、ジンガの参入計画は苦戦を強いられています。

 

 

 

一方でもし、ジンガがインターネット賭博に食い込むことができれば、オンラインギャンブル市場で支配権を握るだろうとの期待も高まっています。

 

ジンガはすでに賭博運営にむけた免許の予備申請を行っています。


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