マカオカジノに日本式パチンコ導入の発表
世界一のカジノ都市となったマカオのゲーミング市場を更に盛り上げる日本企業が出た。
2013年8月にマカオランドマークホテルやフィッシャーマンズワーフなどを経営する大手企業「マカオ・レジェンド・ディベロップメント(MLD)」が、日本のパチンコ大手「ダイナムジャパン・ホールディングス(DYJH)」と提携し、日本式の「パチンコ」を導入することを発表したのだ。
すでに事業協力に関する覚書を取り交わし、約100台の日本式「パチンコ」機をマカオに導入する予定である。
また、DYJHはMLD傘下のホテルやカジノ施設への日本からの送客や日本式レストランの運営も引き受けるとの事。
MLDとDYJHは共に香港証券取引所に上場しており、DYJHは子会社のダイナム香港を通じてMLD株の1.85%を保有している。
2013年のマカオカジノ市場は史上最高収入を記録し、2014年も更に記録更新すると見られている。
大きな要因は、マカオ政府が掲げた方針に沿ってゲーミング市場が健康的な発展を遂げていることが挙げられる。
このパチンコ導入も牽引役となり、マカオはアジアゲーミング市場の「ハブ」として、5年連続の過去最高益を記録する予想だ。