マカオカジノ3月収入は年率25.4%増加

3月のマカオカジノ収入が年率で25.4%増加した313.36億パタカに達したとマカオカジノ監督局が発表しました。

 

マカオカジノ収入

 

 

 

3月は5回の土日と復活祭があったことが売上増加につながったとされており、2月より15.7%増加しここ約一年最大の増加で去年12月の282.5億パタカを軽く超えています。
また一番増加が見込まれた春節期間中の予想が外れ、その分カジノ客の消費がずれ込んだことも表しているようです。

 

マカオカジノ収入

 

 

 

さらに、コタイ地区におけるカジノプロジェクトが前後に許可されたこともあり、カジノ企業はその融資コストを少しでも低くするためにキャッシュフローを増加させる必要があったためCMを推進させたこともカジノ収入増加につながったと考えられています。

 

マカオカジノ収入

 

 

 

「3月の大幅なカジノ収入増加の要因は、カジノの勝率(Win Percentage)が高くなったことで、顧客の増加ではなかった。」とカジノ店責任者が表明しました。

 

 

 

また、ユニオン・ゲーミンググループのアナリストであるグラント・ゴバートソン氏のレポートによると、今年のマカオカジノ収入は2012年より16%増加するという予想に変更はなく、カジノ収入が増加したにも関わらず、依然一部のカジノ店は資金還流の深刻な状況に直面しています。

 

マカオカジノ収入

 

 

 

他にも中国政府の汚職追放運動がカジノ消費を制約していることなどもありますが、一時的な影響であるとの見解があり、好条件の内地の経済成長を受けて、今年のカジノ収入は2桁の増加になると予想されています。

 

 

 

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