【マカオカジノ】ライブ中継型マルチゲームシステムが増加中
マカオのカジノゲーミングテーブルの管理は、政府による統制下にある。
よって、大きなカジノホテルを建設し、大きなカジノホールを建設したとしても、勝手にカジノゲーミングテーブルを増やすことが出来ない。
また、マカオではカジノディーラーはマカオ市民のみがその職に就けるという法律があり、近年の急速なカジノ収入の増加にディーラー自体がが不足しているのが現状だ。
そのような『負』の状況を打開すべく、新たな動きが出ている。
今注目を集めているのが、『ライブ中継型マルチゲームシステム』である。
このシステムは、複数のテーブルで並行して行われているゲームに対して、一度に大人数がベットできる画期的なシステムだ。
仕組みは、中央にバカラやブラックジャック等のゲーミングテーブルを複数台設置し、そのゲームを周りを取り囲むように設置された個別のモニターへライブ中継する。
カジノ客はタッチパネルでモニターの画面を切り替えることができ、同時に複数のゲームを楽しむことが出来る。
現在、大きいもので同時に250人がプレイできるライブシステムが導入されている。
カジノ収入が毎年2桁成長しているマカオにおいて、ゲーミングテーブル数の増加は年3%以内と決められている。
ディーラー不足もあり、今後マカオカジノにおいてこのシステムは増加していくものと見られている。