ソーシャルゲーム業界にオンラインギャンブルを
現在も激しい競争と急成長が続いているSNSやソーシャルゲーム業界ですが、高齢化が進む日本では将来の不振が懸念されている状況です。
国内最大手だったミクシィの過疎化の原因は40〜50代の団塊世代ジュニアをうまく取り込めなかったことだとジャーナリストは語ります。
一方で急激な発展を見せたソーシャルゲーム2強のGREEとDeNAは去年規制によりコンプガチャが廃止になり、やや勢いを失いましたがまだまだ伸び代はあると見られています。
リバイバルの手がかりとなるのは、ソーシャルゲームでのオンラインギャンブルの開始ではないでしょうか。
ネット上で仮想通貨を使いカジノゲームで遊び、さらに換金も可能となれば、高齢者でも楽しめるかもしれません。
すでにイギリスではオンラインギャンブルが合法化されていて、アメリカでも税収入を期待して解禁の動きにあり、合法化を見越した複数のソーシャルゲーム企業がフェイスブックへのサービスをはじめています。
日本ではまだ解禁されていませんが、現在の段階でオンラインカジノを厳密に取り締まることは難しく、もしアメリカで合法化されればサービスが一気に国内に流れ込むでしょう。
そうなれば、海外に日本の大金が出ていってしまいます。資金流出を防ぐためにも国内でカジノ解禁が急がれるなか、合法化されればSNSやソーシャルゲーム業界にも新風が吹くと期待されています。