マカオカジノ従業員数増加、ディーラー不足の問題

マカオの統計局の調査によれば、去年第4半期のカジノ業の従業員数は年率9.2%ほど増加しており5.4万人に達したことが公表されました。

 

マカオカジノディーラー

 

 

 

従業員のうちカジノディーラーの数は年間6.9%増えた2.38万人となり、全体の43%を占めています。
さらに統計データでは、昨年12月のマカオカジノの常勤従業員の配当やボーナスを除いた平均給料は15990パタカであり、年率でいえば8.8%の増加がみられました。
マカオカジノディーラー

 

 

 

しかし、カジノディーラーの欠員数が半年前の787人より400人も増えていて、各カジノ企業では深刻なディーラー不足であることが予想されます。
また昨年のカジノの売上は前年に比べて上昇しているので、今年も増える見込みでありカジノ企業は従業員の賃上げを行うべきであるとの意見もあります。

 

マカオカジノディーラー

 

 

 

カジノの営業権が開放される前のカジノ従業員の平均報酬額は、マカオの平均値をはるかに上回っていましたが、それから数年経った今、その他の業界の賃上げ幅がすでにカジノ業を抜いているためカジノ企業はさらに賃上げをしなければ、従業員の人手不足は解消できないとみられています。

 

 

 

 

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