マカオのカジノ統合型リゾート計画

マカオのカジノ統合型リゾート計画

 

「マカオをギャンブルからコンベンション(国際会議)や観光中心の都市に変えていく」と語ったのは、カジノ最大手のラスベガス・サンズの会長であるシェルドン・アデルソンでした。

 

 

マカオのギャンブル業界は2002年にカジノに外資系産業の参入が始まった時から一気に急成長を遂げました。
それ以降、カジノの売上は2006年にラスベガスを追い抜いて世界一となり、海外からの年間観光客数は約2800人で日本の約4倍以上の数字となっています。

 

 

このマカオ経済の成長を引っ張ってきたのはサンズ社などのラスベガス資本の企業でした。
カジノを中心とし、ホテルやショッピングモールなどの商業施設、飲食店を含めた「統合型リゾート(IR)」と呼ばれるビジネスモデルの建設、計画が成功したのです。

 

 

最近、新たに開業した「サンズ・コタイ・セントラル」というIRはサンズ社が開発し、23000平方メートルのカジノに加え、3つのホテルと100の店舗・レストラン、フィットネスクラブなどを併設しています。

 

 

今回一番注目を集めているのが、国際会議やイベントを開催できる約5000人収容可能の巨大スペースです。

 

会議室などもあり、マカオでギャンブルから買い物、食事もビジネスも一つの施設で済ませられるというIRとして最大の魅力になっています。


TOPへ