オンラインカジノでの所得も課税対象
今世界的に流行しているインターネットを使ったオンラインカジノは日本人の利用者も増加しています。
日本ではカジノが合法化されていないので、オンラインカジノは海外のネットサービスとなります。
ということは、勝った場合海外で得た所得となり、日本では課税対象外になるのでは?と考える人もいると思いますが、所得税法第120条により日本での申告対象になっています。
たとえ、タックスヘイブン(租税回避地)の地域でも日本国籍を持つ以上例外にはなりません。
同法第2条第3号の定義で「国内に住所を有し、又は現在まで引き続いて一年以上居所を有する個人をいう。」
とあり、日本国内に住所があるか日本に一年以上住んでいれば、所得は全て日本での確定申告の対象だということです。
つまり、海外のオンラインカジノで得た所得であっても、この条件を満たしていれば必ず日本で税金を納めなければなりません。
アメリカのカジノに限り、1万ドル以上のジャックポットなどの高額賞金を獲得した時のみに適応される還付金があります。
その時に納めた獲得金額の30%の税を全額還付してもらえるといったシステムがあるようです。
もしこのままオンラインカジノが普及して広がればそういう還付金制度も出てくるかもしれません。